少しずつ行事ごとを

先日は、3年ぶり?となる、保護者懇談会でした。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!直接クラブ運営やお子さんについてお話できる場が久しぶりだったので、いつも以上に緊張しましたが…上手く話せておりましたでしょうか。 コロナの影響で縁遠くなっていた行事ごとですが、オンライン参加という選択肢もうまれたことで、今まで以上に多くの保護者の方とお話できる機会を頂けたことは、うれしく思います。

まだまだ油断は出来ませんが、野外でのマスクについて政府がアナウンスを出したりと、ようやく落ち着いてきた部分も感じられます。こちらもしばらく見合わせておりましたが、クラブでの遊びを保護者の方に知ってもらう、ゲーム遊び体験会を開催したいと思います。(※クラブ利用児童とそのご家族に限らせていただいております。)

ゲーム遊びというとネガティブなイメージのある方もいるかもしれませんが、外遊びと違い、体力差を気にせず、また、ルールさえ知っていれば異学年や普段関りがない同士でもすぐに楽しめるという点で、いろいろな学校から様々なお子さんが来るという特性を持つクラブには欠かせないツールだと感じています。

今、1年生を中心に人気の遊びを紹介します。

「ライバルズ」2人用のカードゲームで、手持ちのカードを同時に出して、数値を競うシンプルな遊びですが、それぞれのカードには特別な効力があり、組み合わせ次第で勝敗が逆転したり、次の勝負が有利になったりします。お互いがどのカードを出すか推理する要素が面白いようで、負け抜け形式で何人も入れ替わりで遊ぶ姿が見られます。

「バウンスオフ」はボールを使った二人用アクションゲームです。ビンゴマスのようになった的に「ワンバウンド」させたボールを投げ入れ、3個並び、正方形型など、指定通りの並べ方が出来たら勝ち。的あて要素は大好きなお子さんが多いので、これも大いに盛り上がってます。

 

4月からの様子として変わってきたなと感じるのは、最初は負けることに強い抵抗があり、怒ったり不快な気持ちをあらわにしてたりしていたお子さんが、最近は勝っても負けても楽しんでいます。自分を負かした相手をすごいとほめ、そんな相手と遊べた時間を大事にできている様子が見られるようになりました。負けは恥ずかしい、完璧でないといけないという価値観を持つお子さんもいらっしゃいますが、遊びの中で、負けたからといって自分の価値が貶められないこと、お互いを認め合う気持ちよさに気付き始め、大人の指導なしに自然とそのようなふるまいを身に着けてくれます。とてもうれしいですね。

(子ども達には自然に楽しんでほしいので、あまりゲームを使うことに理由や教訓をつけたくないのですが)他人を尊ぶ気持ちを獲得できるのは、集団遊びの大きな強みの一つだと思います。とはいえ、ゲーム会にそんな小難しい話を導入するつもりはありません。単純にお子さんと同じ遊びを共有してもらい、体感してもらえれば何よりです。