FCゴールとは

1964年に西海輝先生(物故)のもと、中区スポーツ少年団として活動を開始。中区、西区、南区の小中学生100名近くが横浜公園(横浜スタジアムの前身である平和球場と体育館、ハンドボールコートがあった)でボールを蹴り始める。 その後、1970年にFCゴールと名称変更し、さらに社会人のクラブである横浜サッカークラブと合同でピラミッド型の地域スポーツクラブを展開。

その頃、全日本空輸がスポンサーになり、横浜トライスターサッカークラブに改称、topはJFLで活動。
1993年のJリーグ発足と共に、そのクラブがフリューゲルスになり、現在では横浜F・マリノス のFとして残っている。 その間の紆余曲折を経て、2004年故西海先生の法要の席で、1970年当時の仲間が集まり、子どものサッカーに特化したFCゴールの活動を再開することとなった。

【総合型地域スポーツクラブFCゴール 沿革】
平成17年度
文部科学省委託事業「育成クラブ」に指定される
平成18年度
FCゴールとして文部科学省委託事業「育成クラブ」に指定される
横浜市青少年育成活動補助金交付事業「きちんと生活体験」実施
平成19年2月17日
総合型地域スポーツクラブ設立
平成19年5月10日
特定非営利活動法人FCゴール設立(認証完了)
平成19年度
文部科学省委託事業「元気アップ親子セミナー」実施
平成20年度
文部科学省委託事業「元気アップ親子セミナー」実施
文部科学省委託事業 「地域スポーツ指導者育成推進事業」 実施
平成21年度
文部科学省委託事業 「地域スポーツ指導者育成推進事業」 実施
平成22年度
文部科学省委託事業 「地域スポーツ指導者育成推進事業」 実施
平成23年度
神奈川県委託事業「子どものスポーツコーディネーター養成講座」実施
文部科学省委託事業 「スポーツコミュニティの形成促進」実施
平成24年度
神奈川県委託事業「子どものスポーツコーディネーター養成講座」実施
文部科学省委託事業 「地域スポーツとトップスポーツの好循環推進プロジェクト」実施
平成25年度
神奈川県委託事業「かながわスポーツクリニック」実施
文部科学省委託事業 「地域スポーツとトップスポーツの好循環推進プロジェクト」実施
平成26年度
文部科学省委託事業「学校地域を活用した学校丸ごと子どもの体力向上推進事業」実施
平成27年度
神奈川県委託事業「子どものスポーツコーディネーター養成講座」実施
文部科学省委託事業「学校地域を活用した学校丸ごと子どもの体力向上推進事業」実施
平成28年度
神奈川県委託事業「子どものスポーツコーディネーター養成講座」実施
スポーツ庁委託事業「子供の体力向上課題対策プロジェクト」幼保小連携「親子で楽しむボールあそび」実施
平成29年度
神奈川県委託事業 かながわコミュニティカレッジ「カラダつくり運動プレイリーダー養成講座」実施
平成30年度
神奈川県委託事業 かながわコミュニティカレッジ「カラダつくり運動プレイリーダー養成講座」実施
平成31年度
神奈川県委託事業 かながわコミュニティカレッジ「カラダつくり運動プレイリーダー養成講座」実施
令和2年3月31日
新型コロナウィルスなどの影響により特定非営利活動法人FCゴール解散
令和2年5月1日
総合型地域スポーツクラブFCゴールは特定非営利活動法人きずなの会によって事業継承される

☆スポーツコミュニケーションを通じた豊かな 地域社会の交流と発展に寄与すること☆
これまでずっと、子どもたちを魅了し続けてきたもの… それは単なる遊びでありながらいつも仲間との語らいの間であり、空間、時間でした。ここにあるのは、総合型地域スポーツクラブ『FCゴール』です。

「スポーツをはじめよう!」そう思ったとき、はじめに何をしますか?
「シューズを買う」「ウェアをそろえる」など、カタチから入るのももちろんOKです。
でも、まずFCゴールで一緒に汗をかいてみませんか?

だれもが、いつでも、どこでも、いつまでも、それぞれの年齢や技術・興味などに応じてスポーツを楽しむことができるチャンスをFCゴールは提供します。
子どもから中高齢者まで幅広くスポーツを通して、より健康で潤いのある生活を営んでいただくよう、さまざまな機会を企画します。

 

3つの間

私たちFCゴールでは、【時間】、【空間】そして【仲間】という3つの間が大切だと考えており、この3つの中でコミュニケーション能力が養われると考えます。
現代の子どもたちは、遊びを体験する3つの間が不足がちではないでしょうか?。外で友達たちと思いっきり遊ぶことより、室内でテレビゲームなどで遊んでいることのほうが多いようです。
我々はメンバーの方々にスポーツをする「時間」、「空間(場所)」そして「仲間」を提供します。

スポーツ=遊び

子どもたちにとってサッカーは「ゲーム」であり、それを「遊び」の延長としてとらえ、そして「サッカーを楽しむこと」が大切です。
そのために私たちは、子どもたちの発育発達を第一に考え、長期的に見守りながら育成していきます。
大人のサッカーを子どもに当てはめるのはナンセンスです。
私たちFCゴールは「JFAサッカー行動規範」を活動の規範とします。

また、プログラムの中では、サッカー以外の野球やバスケットボールなどのあらゆるスポーツの動きに共通するポイントを刺激しています(神経系(コーディネーション)トレーニング)。
この神経系のトレーニングは五感で受信した情報を中枢神経から脳を経て手や足でアクションする一連の動きを刺激します。
指導者の言葉や色・音などに反応したり、相手の動きに応じてみたりと多彩なプログラムで神経系を刺激します。
この能力はある意味、学力の素にもなっている能力ではないでしょうか。

子とともに成長を

子どもたちにとって遊びは生活そのものです。石ころひとつで一日中楽しく、お腹が減るまで夢中で遊ぶことだってできるわけです。
私たちFCゴールは、【感動・感謝・感激】を合言葉に、sportの語源にあるような気晴らしをする、遊ぶ、体を動かす、楽しむなどの各種活動を続けながら、自分の気持ちで行動できる「クリエイティブでたくましい人間」になってくれることを参加するすべてのファミリーメンバーに強く望んでいます。
そんな子どもの遊びとスポーツを見つめてきたFCゴールの歴史は、1964年に中区スポーツ少年団に始まり、今日では2世代にわたってその基本コンセプトのもとに集うファミリーメンバーも増えています。
私たちを取り巻く生活環境は大きく変わりましたが、ひとつのボールを通じて一人ひとりが成長し続けるという考えは変わりません。
そのためには、人間関係能力(ソーシャルスキル)の育成にも着目しています。ソーシャルとは「社会的」「対人的」「人付き合い」のことで、スキルとは「技」「技能」「技術」つまりコツの意味です。人は、さまざまな経験を通して人付き合いのコツを覚えていくと考えます。
昔は地域の様々な大人や、親戚や祖父母兄弟など多くのモデルがいました。ガキ大将は、近所のお兄さんとしてリーダーシップ発揮のモデルとなりました。多くの人々と遊び、友人の中にもそのモデルが存在しました。いま子どもが出会うモデルは、保護者・教師と限られた友人しかいません。
私たちFCゴールは、その枠組みを超えたチャンスを子どもたちに与え、さらにそこに参画する大人も共に成長していきたいと考えています。